最近増えている預言カフェの問題店
コーヒーを注文する際に「預言を受けたい」と申し出れば、「預言」を聞くことができる預言カフェが、東京に二軒、武蔵野市に一軒、足利に一軒あります。
宗教法人の飲食店として営業しています。
ウイリアム・ウッド著『日本の教会に忍び寄る危険なムーブメント』でウッド氏は、「このカフェを運営するアライズ東京キリスト教会の日曜礼拝は毎週ネットで配信されており、誰でも簡単に視聴できる。そこには多くの伝統的な礼拝を構成する要素、「讃美」「祈り」そして「聖書朗読」と「説教」がある。しかし、「イエスの十字架による救い」「贖い」「罪のゆるし」「贖罪」といった通常のキリスト教会であれば説教や信仰告白の中心的内容を、ほとんど見出すことができない」と述べてあます。
また、「この教会のホームページには次のような「教会のビジョン」が掲げられている。「五役者の働きにより、人が神に出会い、キリストに似た者と変えられるための宣教と御力の現れを実践するプロテスタント教会」。「五役者」とは、「(キリストが)ある人を使徒、ある人を預言者、ある人を福音宣教者、ある人を牧者、教師としてお与えになりました」(エフェソ4:11)という新約聖書のことばに由来するが、これはこの教会の「預言者」養成の聖書的根拠でもある。
この「五役者」の働き・宣教の目標「キリストに似た者に変えられる」、このことに異議はない。しかし、伝統的な教会はその前提としてキリストの十字架による救い、罪のゆるし、贖罪を、福音の不可欠の内容として語ってきた。それがこの教会からは聞こえてこないのだ」と。同感てす。
預言カフェと検索すると、栃ナビで「預言カフェ足利-足利市のカフェ、喫茶店、占い、鑑定」として出てきます。栃ナビは栃木の好きを繋げる口コミサイトです。こういうサイトの喫茶店、占い、鑑定のジャンルに含まれているという事は預言が限りなく、占いや鑑定に近いものとして人々に捉えられている事を意味します。それをあえて店のネイミングに使っているのです。
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