イースター

 「イエスは、その十一人が食卓に着いているところに現れて、彼らの不信仰とかたくなな心をお責めになった。それは、彼らが、よみがえられたイエスを見た人たちの言うところを信じなかったからである」(マルコの福音書 16章14節)

 主の弟子たちは3年の間主と共に生活してました。主が十字架にかけられて死なれ、3日目に甦る事も主から聞いていましたが、弟子たちには信じられなかったのです。しかし、実に主は甦られたのです。マグダラのマリヤに現れ、エマオに向かう弟子達に現れ、ユダヤ人達を恐れて施錠して慄きながら集まっていた弟子達の真ん中に来られて、ご自分を現され、弟子達の信仰を奮い立たせられました。
 マルコはその後、主が信じる者にはと語られた決別メッセージに発奮し、天に帰られた主を見た弟子たちは、最早恐れはなく、至る所で福音を語り始めたと記しているのです。主もまた彼らと共に働かれてみ言葉に伴うしるしを与えられました。そして今や日本の私たちのところにもやってきました。私たちのなかにはユダヤ人を恐れてキリスト者である証も言えなかった弟子達のような人もいるでしょう。しかし、復活のキリストにまみえたならばその恐れは消え去り、大胆に証する力が与えられるのです。
 私たちはこのイースターの時、魂の目をしっかり見開いて復活の主にまみえようではありませんか。
 罪と誘惑と悪魔と死に撃ち勝たれた、内住の主が私たちから輝き出られるようにいたしましょう。




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