ソロモン王は如何にして堕落したのか
まず、ソロモンは神の定めに従いませんでした。異邦の妻を娶ってはならない、あなたの心を転じて異教の神々に仕えさせるようになるからと言われた主の命令を最初から守らなかったのです。さらに数えきれない異邦の妻や妾を得ました。また、馬を得る為エジプトに行ってはならないとの定めも破りました。
ソロモンは富と名声で自惚れたようです。富や名声を与えられた主を疎んじるようになったのです。あまりに豊かすぎる生活をしていたのも理由でしょう。意味じくもソロモン本人が語り、私たちも祈る言葉があります。
「貧しさも富も私に与えず、ただ、私に定められた分の食物で私を養ってください。私が食べ飽きて、あなたを否み、『主とはだれだ』と言わないために。また、私が貧しくて、盗みをし、私の神の御名を汚すことのないために」(箴言 30章8~9節)。
「これらのことが彼らに起こったのは、戒めのためであり、それが書かれたのは、世の終わりに臨んでいる私たちへの教訓とするためです」(コリント人への手紙 第一 10章11節)のみ言葉を心に留めましょう。
立っていると思う者は、倒れないように気をつけましょう。
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