最高の仕事は霊性に満ちた家族を立てあげる事

 



ダビデもヒゼキヤも聖書に残る主を愛し、主の定めを生涯守り、主に従い、主に信頼した最たる人物です。

 しかし、ダビデの子であるソロモンは王についての神の定めを守らず、数知れない妻とそばめを持ったのでその心は主から離れ去り、その子レハベアムの世にイスラエルは離れ、エジプトが攻め入り主の宮と王宮の財宝、ソロモンが作った金の盾も奪われたのです。生涯神を畏れたヒゼキヤの子マナセもバアルの祭壇を立て、アシュラ像を作り、天の万象を拝み仕え、子に火の中を潜らせ、呪いをし、呪術を行い、霊媒や口寄せをし、主の宮に偶像を安置し、主の怒りを引き起こし、ついに捕らえられ足枷に繋がれてバビロンに連れて行かれたのです。
 もし、ダビデやヒゼキヤがその子らに、幼い頃から主を畏れる事と主に信頼する事と神の定めとを教え、主の教えを心に蓄えさせていたならば、その子らは神を畏れ主に従い主の定めを守る人になったでしょうが、ダビデやヒゼキヤにはそれが出来なかったのです。聖書の中ではオベデエドムの家に主の契約の箱が3ヶ月留められた時、主がオベデエドムの全家を祝福されたとあるのでオベデエドムは家族と共に毎日礼拝し賛美し感謝を献げ、主を畏れる家族となって、やがて68人もが主の奉仕に相応しい力のある者となり、神の箱を守る門衛になつたり、楽器をもって主を賛美する者、主の宮で仕える者になったのです。
 パウロは監督の資質として、自分の家庭をよく治め、子供達を従順な者に育てている人である事を求めています。人はどんな立派な仕事をして成功するより、霊性に満ちた家族を立てあげる方が素晴らしいのです。
 家庭礼拝の重要性を覚えて実践し続けましょう。
 夫は妻を子を自分のように愛し、主を愛することの素晴らしさを身をもって教えていきましょう。

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