自分の教会で救われた人を信仰の勝利者として育てましょう



 昨年のクリスマスの時期ある教会のコンサートに出席しました。すると他教会の方々が多く参席しておられました。その教会の牧師に誘われて来たのです。なんとかして人を集めたいという願いは解りますが、それは極端であり問題視されている教会の形成方法と同じで警戒され非難されている方法です。
 健全な教会の成長のあり方は教会員の家族が増えることによる自然成長とその教会の伝道によりキリスト信者になった人が増えていくものです。他の教会で救われたキリスト信者が入ってくると、いつか問題が生じるのです。何故なら救われた時は魂は新生児のようなものでその教会の兄弟姉妹や牧師に養われて成長していくのです。そこで養われるみ言葉やミルクの真理を食べて成長していくので、不信者の世界でも三子の魂百までと言われるようになかなか一度向けられた方向ややり方は変えられないものなのです。
 ですからやはり原則は、自分たちで伝道し救いに導いた魂をミルクの真理を与えて成長させキリストの花嫁として訓練し整えていかなければならないのです。牧師が引退して後継者がいなくなったり、キリスト信者の居所が変わって他教会に転籍する場合はそのキリスト信者に対する配慮を時間をかけてしっかり丁寧に行わなくてはなりません。そうしないと後に問題が引き起こされるのです。私たちは里親を20年間してきたので引き取ってお世話した子が我が家の子になるまでにどれだけ大変な事があったのかを多く体験して知っています。
 あどないいるえ伝道協会は宣教団体でマクロ的な宣教のために働き人たちを結集して行なっていく存在ですから広くキリストの弟子を作り、真理を教えて参りますが、あどないいるえクリスチャンセンター蔵の街チャペルは栃木市にある地域の教会です。今まではマクロ的な視点をより重視して来ましたが、今年からは地域教会としてもその形成を祈り始めました。今は私たちと息子家族しかいませんが今年の年末には10人の礼拝ができますようにと。
 遣わされ、置かれた場所の教会として、主に導かれた伝道をし救われた魂を成長させていく教会になりましょう。
 信徒の祈りが牧師の祈り方に似ている礼拝に出席した事が何回もありましたが、そんな自然で理想的な、信仰の家族が増えていく教会を形成していきましょう。

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